ネット・コミュニティ史上最大の危機!!

http://www.future-planning.net/x/modules/news/article.php?storyid=1334

大学院でFriedsterの台頭期からSNSを研究している若き女性人類学者、ダナ・ボイドさんはフォックス・テレビに出演するなどマイスペースの擁護に懸命ですが、この程、コラムを発表しています。

"Friendster lost steam. Is MySpace just a fad?"
http://www.danah.org/papers/FriendsterMySpaceEssay.html
<中略>
ボイドさんのコラムはまず、何故Friedsterが衰えマイスペースが台頭したかを述べています。ちょっとmixi対GREEの総括を出すのに丁度良い参考事例なのでここから始めます。

管理型で融通が利かないFriedsterと社交の手段をどんどん提供し自由にコミュニティを発展させたマイスペースの差だと言う指摘です。
<中略>
 何しろほぼ一世代がマイスペースに参加している訳ですから、これが移民規制法と並ぶ大きな社会問題になっており、テレビやマスコミで大きく取り上げられています。
<中略>
 ボイドさんは鋭くも『SNSの登場でやっとまともになったネットのコミュニティが、21世紀に社会から健全なものとして認知されるか、それともやっぱりアンダーグラウンドの闇世界として取り扱われるかの瀬戸際だ!!』と述べています。

Friendster対MySpaceをGREEmixiになぞらえるのは、ちょっと乱暴な議論のようにも思えるが、確かに「カジュアルさ」の相違が人気の違いになった、ということは言えるだろう。