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電子私書箱とライフログ

この二つの相関関係を意識している人が世の中にどれくらいいるのだろう?
総務省|利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸問題に関する研究会|会議資料・開催案内等
電子私書箱(仮称)構想の実現に向けた基盤整備に関する検討会
「ライフログ」という言葉の概念が矮小化されているような気がする。
これは決して通信事業者業界のジャーゴンではないはず・・・。
「電子私書箱」という言葉のイメージと、実際に産官学が仕掛けようとしている構想の間にも大きなギャップを生じるような匂いを感じる。
仕掛け人の一人である國領氏のコラムは、わかりやすく、この構想の背景を語っている。
しかし、ビジネス・モデルとしての可能性や費用便益的公共事業評価の観点から言えば、ちょっと疑問はある。

私書箱方式のメリットは、情報をあくまで利用者本人がコントロールする「情報自己コントロール権」を尊重する仕組みになっていることである。本人がつながって欲しくない情報は本人管理のもとで、つながりを切断することが可能となる。さらには必ずしも単一IDがなくてもサービス別のID管理を残すことがしやすいのもメリットといえる。他方、デメリットとしてはシステムが複雑になるほか、必ずしも管理が徹底されるとは限らない利用者サイドに機微性の高い情報がいった場合にかえってセキュリティ問題が発生しかねないリスクがあることなどがあげられる。このセキュリティ問題に対応しようとすると、恐らくはコストもバックオフィス直接連携型よりも高くつくだろう。

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