偶然、書店の新刊コーナーに並んでいるのを発見。
フィッツジェラルドの妻ゼルダには、前から関心があったし、作品が単なるドキュメンタリーではなく、
文学作品としてアレンジされている点も逆に興味深かった。
翻訳(原文はわからないが、日本語表現として)も良く、小説として素晴らしい作品だし、フランスで最も権威のある文学賞ゴンクール賞を受賞した作品である、というのも納得できる。
著者のジル・ルロワは、日本では無名で、これが初めての翻訳作品とのこと。
フランス語版Wikipediaがあったので、
http://fr.wikipedia.org/wiki/Gilles_Leroy
仏語⇒英語の翻訳をかけてみた。
http://tinyurl.com/8rlcbh

ひとつだけ不満なのは、この邦題。『ゼルダ 最後のロマンティシスト
原題"Alabama Song"では、なんのことかわからないだろうが、
『最後のロマンティシスト』は、ちょっと…。(苦笑)

ゼルダ 最後のロマンティシスト