人生保存15万円の時代
本日の日経産業新聞の1面トップの見出し。
但し、これは単純にストレージにかかるコストのこと。
一生を記録するのに必要な記録媒体の容量は2.82テラバイト、との試算。
もちろん、スキャン画像の解像度や今後のテクノロジーの発展にともなって、日々を記録するデータ量はもっと増えるだろうと思われるが・・・。
この記事に出てくるマイクロソフト研究所のゴードン・ベル氏をググると以下のブログが・・・。
さて、Gordon Bell ですが、現在、何をしているかというと、マイライフビッツ(My Life Bits)というプロジェクトに取り組んでいます。日本のメディアでも取り上げられたことがありますが、個人の生活、いや人生すべてと言っても良いと思うのですが、そのようなすべての情報をデジタルデータとして保存するというプロジェクトです。プロジェクトのページにある資料をご覧になるとわかりますが、膨大なデータをすべてデジタルスキャンし、デジタル情報として記録し、データベースに保管しています。まだ、あくまでも研究段階ですが、将来的にはデスクトップや Web の検索技術や WinFS のようなメタデータを持つファイルシステムなどとあわさって、プラットフォームに搭載されてくると思います。
Gordon Bell は今何をしているのか
(投稿日 : 2006年4月13日)
プライバシーの問題など、いろいろ議論すべきことはあるのだろうが、高名なゴードン・ベル氏のプロジェクトには未来が透けて見える。
(ネタ提供:taka thanks!)