コムスコア・ジャパンいよいよ始動

コムスコア・ジャパンいよいよ始動、「qSearch 2.0」で日本の検索市場を斬る

プレスリリースの中で、佐藤英丸コムスコア・ジャパン社長は、「検索は消費者にとってもマーケッターにとっても重要度を増しており、信頼できる第三者のデータは重要。コムスコアは、Web 2.0によって変化した検索市場の測定を「qSearch 2.0」によってリードし、検索市場全体についての最も広範囲で正確な見解を提示する」と述べている。

コムスコア・ジャパンいよいよ始動、「qSearch 2.0」で日本の検索市場を斬る (1/1):MarkeZine(マーケジン)

また、プレスリリースでは、日本の検索市場でしのぎを削るYahoo!と Googleの2006年7月と2007年7月のデータに関する「qSearch 2.0」のレポートも公開されている。全検索件数は、2006年7月の47億5,400万件から2007年7月の57億9,500万件へと21.9%増加している。これをYahoo!とGoogleのそれぞれのデータを見ると、検索件数はYahoo!が31億3,400万件から27億4,400万件と 12.4%減、Googleは、13億2,200万件から20億2,700万件と53.3%増。検索数のシェアで見ると、Yahoo!は65.9%から 47.4%と18.6ポイント減、一方のGoogleは27.8%から35.0%と7.02ポイント増となっている。検索件数のシェアは2007年7月現在においてもYahoo!が上回っているものの、Googleの追い上げが激しさを増していることを表している。

Jupiter Media Metrixを買収したコムスコアが日本市場に。Jupiter Media Metrixが日本から撤退して6年経った。(1999年12月〜2001年11月)これで、Net Ratings一社寡占状態だった日本市場にも競争が再燃する。