ネットの未来、4割が「人類はテクノロジーを制御できない」と悲観視

ネットの未来、4割が「人類はテクノロジーを制御できない」と悲観視
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/09/25/13385.html

 非営利団体のPew Internet & American Life ProjectとElon Universityが、インターネットの未来についてインターネットの専門家742人に対して行なった調査の結果が24日に発表された。

 低コストの世界的なネットワークが繁栄し、「フラット化する世界」の中で新たな機会が多くの人に開かれ、スマートエージェントなどの自動化テクノロジーの利用が盛んになるという見方がある一方で、驚くべきことに回答者の42%が「人類がテクノロジーを将来制御できなくなるのではないか」という悲観的な考え方を抱いていることも判明した。

また、同じ調査レポートに関する記事だが、違う切り口で紹介されている。

2020年、バーチャルリアリティ中毒が問題に?
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0609/25/news061.html

インターネット上のバーチャルリアリティが、「現実世界」で働くよりも高い生産性を引き出すようになるが、仮想世界の魅力から深刻な「バーチャルリアリティ中毒」問題が起きる。
過半数の56%がこのシナリオに賛成し、反対は39%だった。多くの専門家が、オンライン利用者が高度なネットワーク上の人工世界に投じる時間は増えるだろうと答えた。それは多くの人にとってメリットになるが、一部では中毒の問題につながるだろうという。

新しい技術に対する悲観的な見方は、ある意味抑止力として重要だろう。
こうしたレポートは貴重な情報だと思う。