始まった“YouTube騒動”第2幕,「ターゲットは日本人ユーザー」

始まった“YouTube騒動”第2幕,「ターゲットは日本人ユーザー」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/USNEWS/20060829/246727/?ST=web20&P=1

 「我々は実は米国よりも日本のほうが魅力的な市場ではないかと考えている」と話すのはDAVE.TVのウォンCEO。同社は半年前から日本の広告代理店やソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS),ブログなどを運営する会社と話し合いを進めており,こうした会社と共同で「10月初旬に日本向けの独自サービスを立ち上げる計画」と明かす。特にDAVE.TV が持つ,複数の動画をまとめてSNSやブログに配信する技術を生かしたいという。

 今や全世界のブログのうち30%以上が日本語で英語と拮抗するほどだ。日本におけるブログ人気は傑出している。

確かにブロードバンドとワイヤレスのインフラがここまで整ってきている市場は、米国を除けば韓国と日本くらいなのかもしれない。

それにしても、この記事で紹介されている
Extreme Diet Coke & Mentos Experiments
http://www.revver.com/video/27335/?__session_just_started__=1
は、面白い。ここまで本気で映像化を試みた制作者(「Eepybird」)も凄いが、「このビデオの広告枠すべてをメントスのメーカーが買い上げた」のはもっと凄い。

おまけにメントスのメーカーはEepybirdに対して大量のメントスを無料提供し,新作の製作を支援している。さらに同メーカーは一般人からも広く同様のビデオを募る懸賞プロモーションを始めるという積極さだ。

玄人と素人の中間みたいな制作者のポジショニングと企業のネット・マーケティング戦略がうまく合致したところが、いかにもWeb2.0っぽい。(笑)