グローバルにはWiMAX、国内ではワンセグ

WiMAX 【IEEE 802.16a】

建物内部の通信に使うことを想定した無線LANとは異なり、現在は電話回線や光ファイバーが担っている加入者系通信網の末端部分(いわゆる「ラストワンマイル」)で利用することを想定している。IEEE 802.16による加入者系アクセス網を「Wireless MAN」(無線MAN:Wireless Metropolitan Area Network)という。人口密度の低い地域でも安価にブロードバンド接続サービスを提供する手段として注目を集めている。

インテルとWiMAX

インテルは、急速に発展を続けるブロードバンド・ワイヤレス・テクノロジ、WiMAX (802.16) 標準規格の開発に貢献しています。WiMAX は、企業や家庭に高速インターネット接続環境を提供する「ラスト1マイル」ソリューションとして期待されている広域ワイヤレス・ブロードバンド・テクノロジです。現在広く利用されている Wi-Fi* (802.11a/b/g) はオフィスや公衆無線 LAN スポットなどのローカル・エリアを対象としていますが、WiMAX は都市部や郊外など、より広い範囲をカバーします。WiMAX では、典型的なセル・サイズ2〜10km の基地局で最大75Mbps のデータ・レートを実現します。


愛称は「ワンセグ」〜携帯向け地デジ、2006年4月1日開始

ワンセグとは、地上デジタル放送の6MHzの帯域を13のセグメントに分けたうちの、1セグメントを利用して提供される携帯・移動体向け放送。日本独自の放送方式で、映像と合わせてデータも放送できる。

 ユーザーはワンセグ受信端末から、番組を無料で視聴可能。端末にB-CASカードなどを挿す必要はなく、端末さえ用意すれば受信できる。