Social Web
Google Buzzに関する賛否両論は、期待が高いからこそ、なのだろう。
それにしても、ここ数日間でGoogleはプライバシー問題に関して随分叩かれた。
(比較的Google側の対応が早かったことが救いではある。)
GoogleがTwitter風サービス「Buzz」を発表してからまだ4日しかたっていないが、プライバシー問題に関する批判を受け機能を次々と改良している。米国時間13日付のGoogle公式ブログによると、人気メールサービスgmailからBuzzの機能自体を削除することも可能にするという。
Google、Buzzサービスの使用中止設定も可能に=プライバシー問題の批判受け : TechWave
これまでのOpenSocialやSocial Graph APIでの取り組みをふまえて、Buzzのサービスは設計されている。
XNFやFOAFは,HTML上にセマンティックに人間関係を埋め込むための表現形式です。
Googleはクローラーによってこれを発見し,SocialGraph APIを通じて一般にも公開しています。
BuzzではSocialGraph APIをフォロー対象や,接続するサイト(外部サービスと記述します)をレコメンドするのに役立っているようです。
ソーシャルウェブテクノロジーに見る,Google Buzzの本当の意味 |gihyo.jp … 技術評論社
そして、今後Facebookに対抗していくために、GoogleはSocial Webに人材を集めようとしている。
GoogleはFacebookの快適な領域に侵入しようと目論んでいるのだろうか。Googleはどうやら、ソーシャルネットワーキング担当特別チームのようなものを編成したようだ。オープンスタンダードの大家であるWill Norris氏は米国時間1月26日、2月1日からGoogleで新しい仕事を始めると自身のブログで発表した。自分と同様に、Googleの本社があるカリフォルニア州マウンテンビューに最近引っ越してきた他の有力なソーシャルネットワーキングの専門家数人に合流することになるという。
Norris氏は自身のブログにこう書いた。「Googleでの仕事を引き受け、新たに結成された『Social Web』チームで働くことを、今日発表できて嬉しく思う。私は、新たに採用された同僚のJoseph Smarr氏とChris Messina氏、および素晴らしく有能な他の多くのエンジニアと合流し、この分野で新たに立ち上がる標準と成長する開発者コミュニティーに貢献していく」
Smarr氏は2009年12月、Plaxoの最高技術責任者(CTO)の職を辞してGoogleに加わると発表した。その数週間後の1月7日、OpenID FoundationとOpen Web Foundationの高名なメンバーであるMessina氏も、「Open Web Advocate」(オープンウェブの唱道者)という役職でGoogleに参加すると発表した。
グーグル、「ソーシャルウェブチーム」を結成か--SNS専門家のブログから明らかに - CNET Japan
BuzzやWaveなどの個別サービスの議論に関わらず、こららの点と点を結んだGoogleの壮大なSocial Webプロジェクトは、これから本格化していくことになる。