リアルタイム検索

TechCrunchは、Webサービスの最新情報を豊富に提供しているが、時々示唆に富む論考も混じっている。
この記事では、最近のTwitterに代表される「リアルタイム検索」の流れについて、従来のWeb検索と何が違うか?明確に現状の課題を整理している。(原題は、"The Real Time Search Dilemma: Consciousness Versus Memory")

現在、ウェブ検索でもっともホットな分野はリアルタイム検索だ。つまり「たった今、何が起きているか」が表示できるような検索のことだ。Twitterの検索エンジンは、あらゆる話題について現在誰がどんなメッセージを発信しているか即座に一覧することができる。このため、急速にTwitterのユーザーに欠かせないツールとなってきた。Facebookも個々のユーザーのニュース・ストリームを検索できる機能をテスト中だ。Googleも(共同ファウンダーのLarry Pageがこの問題を特に重視しており)、リアルタイム検索に挑戦を始めている。

リアルタイム検索の難問―「意識の流れ」をいかに検索するか?

Segalによると、「人間の機能に対応させると、通常の検索は記憶を検索するのに対して、リアルタイム検索は意識の流れを検索する」のだという。

リアルタイム検索の難問―「意識の流れ」をいかに検索するか?

リアルタイム・ストリームの検索には時間軸基準と同時に、内容の重要性を計るなんらかの基準も必要であることは間違いない。

リアルタイム検索の難問―「意識の流れ」をいかに検索するか?