「ネットワーク帯域は高価で希少」は幻想

遅々としているが、正に彼が提唱した方向で、通信ビジネス(特にモバイル系)は進んできているようにみえる。
本来は、NGNなんてものこそ、バカな存在になるべきなのだが…。

「The Rise of the Stupid Network」は、Isenberg氏がAT&Tに勤めていた1997年に書いた論文だ。通信会社は電話を使ってさまざまな機能が利用できるようにする「インテリジェントネットワーク」を目指しているが、そうではなく、ネットワークはただデータを送るだけの「ステューピッド(ばか)」な存在となるべきで、機能はすべてネットワークに接続された機器側に盛り込まれればいい、という考えだ。通信会社の中の人が書いたということもあり、当時大きな話題を呼んだ。

「ネットワーク帯域は高価で希少」は幻想--ステューピッドネットワーク提唱者が苦言 - CNET Japan