はてなとmixi利用規約の比較

ミクシィが4月1日から施行する新たな利用規約の中に、ユーザーの日記の情報をミクシィが無償かつ非独占的に使用する権利があるとする条文が盛り込まれた。

ユーザーの日記をミクシィが商品化? 新しい利用規約にユーザーの反応は? (1/1):MarkeZine(マーケジン)

さて、話題のmixi利用規約改定に関連して、はてなの当該条文との比較をしてみた。

はてな利用規約

3.ユーザーは、はてなダイアリーおよびはてなグループにおいて自己が作成した日記の内容と、有料オプションを利用しているはてなグループのキーワードの内容、および、はてなフォトライフにおいて自己が送信した画像について、著作権を有するものとします。
4.本サービスの提供、利用促進及び本サービスの広告・宣伝の目的のために、当社はユーザーが著作権を保有する本サービスへ送信された情報を、無償かつ非独占的に本サイトおよびインターネットを用いたクライアントソフトに掲載することができるものとし、ユーザーはこれを許諾するものとします。
5.ユーザーが自己の保有する、本サービスへ送信された情報に関する著作権を第三者に譲渡する場合、第三者に本条の内容につき承諾させるものとし、第三者が承諾しない場合には、同著作権を譲渡できないものとします。

Hatena Terms of Use

mixi利用規約

第18条 日記等の情報の使用許諾等
1本サービスを利用してユーザーが日記等の情報を投稿する場合には、ユーザーは弊社に対して、当該日記等の情報を日本の国内外において無償かつ非独占的に使用する権利(複製、上映、公衆送信、展示、頒布、翻訳、改変等を行うこと)を許諾するものとします。
2ユーザーは、弊社に対して著作者人格権を行使しないものとします。

[mixi] 利用規約 - mixi利用規約

はてなでは、ユーザーの送信情報を、はてなは無償かつ非独占的に「本サイトおよびインターネットを用いたクライアントソフトに掲載することができるものとし」ており、使用範囲は限定的だ。

一方、mixiは「複製、上映、公衆送信、展示、頒布、翻訳、改変等を行うこと)」を無償かつ非独占的に行なえるとしており、ユーザーの著作者人格権の非行使まで謳っている。

さて、mixiユーザーは、どこまでこの規約改定を気にするだろうか?
(ちなみに、筆者もmixiを使っているが、日記は元々外部リンク設定とし、はてなダイアリーに飛ばしている。)