「選択の自由を尊重すべき」

ホワイトレーベル〔無印〕ソーシャル・ネットワーク・プラットフォームを提供しているNingのトラフィックのポルノ問題でここ1日、2日議論がやかましかったが、NingのファウンダーのMarc Andreessenが反論の記事を書いた。

Andreessenは「Ningは積極的にポルノの味方をしているわけではないが、選択の自由を尊重している。違法であったりサービス提供約款に反していたりしないかぎり、基本的に人々の自由に任せるのが賢明なアプローチだとわれわれは考えている」と述べた。

Andreessen、Ningのポルノ問題に反論―「選択の自由を尊重すべき」

賢明なスタンスだと思う。
一方、日本国内では、こんなニュース<違法かどうか明確でなくてもサイト開設者に閲覧制限措置を義務付け(罰則付)?>も飛び出し、ネット社会における法的議論のレベルの低さを露呈している。

われわれはコンテンツについて善悪を判断し、人々について善悪を判断し、その動機について善悪を判断し、その判断に基づいて措置を取らなければならなくなる。他の会社がそういうことをしても、私は別に非難するつもりはない。しかし私はそういうことをするもりはないし、われわれの会社もそういうことをするつもりはない。

というMarc Andreessenの宣言は、極めて健全だと思う。
それにしても、久しぶりにみる彼の写真、すっかりオジサンだな・・・。