Google vs Facebook with Bebo?

急速に展開し始めたSNS Platform抗争。
まずは、Beboの視点から。

忘れてはならないのが、BeboはOpenSocialを捨てたわけではなく、両方のプラットフォームを並行してサポートするということだ。Beboの賭けは、Facebookのプラットフォームが、Googleの力をもってしても消えることはなく、Facebook用のアプリ開発に多大な労力を割いたきたデベロッパーたちと仲良くするのが得策だということなのだろう。もしBeboがこれをうまくやったとなれば、ある意味でOpenSocialはなくてもいいことになる。そして、他のソーシャルネットワークが同じ戦法をとれば、遍在するFacebookの独自プラットフォームの前に、OpenSocial のミッションも危いものになるもしれない。

分析―Bebo、Facebookプラットフォームの採用でGoogleを袖にする

Googleと手を握りつつ、Facebookとも親密な関係を築いた高等戦術…。
そして、Facebookの視点での記事。

Facebookは声明で同社の今後のライバルについて、「Beboがわれわれの成果を活用してくれるのをうれしく思う。このためにわれわれは、完全で便利なプラットフォームの設計や構築に力を注いできた」と述べる。「複数のソーシャルサイトを越えて同じプラットフォームを使用することは、みんなにとっていいことである。デベロッパーは自分たちのアプリケーションの範囲を広げることができ、ソーシャルサイトは自分のサイト向けのより多くのデベロッパーを引きつけることができる。また、ユーザーはウェブのどこにいようともより良いエクスペリエンスを得ることができる」

Facebook、プラットフォームのコードを他のソーシャルサイトにも開放へ - CNET Japan

『Open Social』by Google vs 『Open Application Platform』 by Bebo =/=『Facebook Platform』
という図式か?
ちなみに、Beboには、Google(YouTube)と喧嘩しているViacom(MTV)の息がかかっている。
ViacomによるBebo買収の噂は、どこへ行ってしまったのだろう?
【参考】SNSサイトbebo、イギリスでMySpaceを超え、Viacomが買収に動く