Apple、DRMの終焉を公然と支持

AppleDRMの終焉を公然と支持
http://jp.techcrunch.com/archives/apple-openly-supports-death-of-drm/

ちょっと驚かされるのがJobsがDRMフリーの楽曲を推進すること。Jobsは、iPodが9000万台売れているのに、楽曲は20億曲、即ちiPod1台につき22曲、1台に1000曲入れられるのに、と話す。Appleの調査によると、iPodにはふつうフルに曲が入っている、即ち、iPod中3%の曲がDRMで保護されていて、残りの 97%は保護されていない(音楽CDからのコピーや、違法ダウンロード)という。

Appleスティーブ・ジョブズCEO、4大レコード会社にDRM廃止を提言
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/02/07/14709.html

DRMを廃止することで、あらゆる音楽配信サービスで購入した楽曲をすべての音楽プレーヤーで視聴できるため、「利用者にとって最適な手段」(ジョブズ CEO)と訴えている。ジョブズCEOは、同社がDRM技術を採用した理由について、「Universal、Sony BMG、Warner、EMIの4大レコード会社の要求があったため」としており、仮に4大レコード会社が、DRMフリーの楽曲を提供してくれれば、 iTunes StoreではDRMを廃止するとの考えを示した。

DRMは、今後ますます「踏み絵」になっていくのだろう。