米AOLが独自音楽サービスを停止、Napsterが専属サービスに

米AOLが独自音楽サービスを停止、Napsterが専属サービスに
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/01/15/14449.html

米AOLとNapsterは12日、AOLの購読制音楽サービス「AOL Music Now」の代わりにNapsterを音楽サービスとして会員に提供するために独占的契約を締結したと発表した。

いまや昔日のブランド・イメージを払拭した(?)Napster
一見、大躍進のようにおもえる記事だが、もう少し突っ込んだ角度から見れば…

Napster、AOL Musicを買収―次の手は?
http://jp.techcrunch.com/archives/napster-buys-aol-music-what-is-this-company-doing/

Napsterは楽曲の定額販売で妙なDRM付きダウンロードを提供している。月に10ドル払うとライブラリのどの曲でも聴ける。これは利益の薄い、難しい商売だ。価格競争は厳しいし(われわれの作ったこの業界のライバル比較チャート参照)、レコード会社とクレジットカード会社が収入の大半を持っていってしまう。最近の四半期を見ると、Napsterは$26M(2600万ドル)近い売り上げがあったにもかかわらずレコードレーベルその他へ経費として支出されなかった利益はわずか$7M(700万ドル)しかない。

音楽配信における定額ダウンロード課金ビジネスの難しさがよくわかる。
さて、日本のサービスの行く末はいかに?<モバイルはいけるかな?>
http://www.napster.jp