君臨すれども管理せず----「2ちゃんねる」はどこに行くのか

君臨すれども管理せず----「2ちゃんねる」はどこに行くのか
http://rblog-biz.japan.cnet.com/it_bigbang/2007/01/post_6c7e.html

(1)ドメインは差し押さえ可能な財産なのか
<中略>
(2)2chドメインの資産価値は?
<中略>
(3)ドメイン変更による「新2ちゃんねる」は?
<中略>
(4)「コンテンツ」の差し押さえにつながらないか
<中略>
今回の「危機」がまたぞろ、幾度も浮かんでは消えた「2ちゃんねる危機」のひとつとして、通過される笑い話とされるのか、あるいはまた新たな「2ちゃんねる伝説」の一つとして記憶されるのか、それとも別次元の騒動に発展するのか、あるいは、Web2.0が喧伝され、ブログが隆盛を極めている今日、この掲示板が「消えていく」潮時を迎えているのか、否、「2ちゃんねる正常化」への道を開くことになるのか、それは誰にもわからない。

鋭い指摘だと思う。いろいろなことを考えさせてくれる事件であり、特に「2ちゃんねる」への思い入れはないが、「潮時=節目の時期」に来ている気もする。

【追記】そして、こんなコメントも・・・。
2chドメイン差し押さえ「現実的でない」と専門家 過去に例もなし
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0701/15/news094.html

現実には難しいというのは、まずVeriSignはアメリカの会社ですから、日本の裁判所に強制執行の管轄権があるかどうかが怪しいです。仮に日本の裁判所に管轄権があったとしても、VeriSignに差押命令を送達しなければなりませんから、これは困難で長時間を要します。日米の司法共助条約にのっとって外務省、在外公館、外国機関を通じるということになります。